山下訓史の子供は山下潤と山下航平!消えた天才の教育方針とは?

陸上

「消えた天才」とも言われている山下訓史さんは、陸上男子三段跳びの日本記録を持っています。

驚くべきことに、この記録は1986年の日本選手権で出された記録で、30年以上記録は破られていません。

そんな山下訓史さんですが、3人の子供に恵まれ、この方々もまた陸上の選手として活躍しているんです。

今回は、山下訓史さんの子供とその教育方針について気になったので、調べてみました!

【消えた天才】山下訓史さんの子供は?

まず、山下訓史さんの子供は3人いらっしゃいます。

長男の航平さん、次男の潤さん、長女の桐子さんなんですが、それぞれもう少し詳しくみていきないと思います!

長男・山下航平さん

まず、長男の航平さんですが、陸上競技を始めたのは小学4年生の時だったそうです。

小学6年生の時にハードルに挑戦しましたが、この時は身長がまだあまり高くはなく、中学生に上がってハードルの高さに対応できなくなったことから、走り幅跳びに取り組んだそうです。

小学6年生から中学生にかけては、一番成長の個人差が現れる時期ですよね。

ただ、この時に種目を変える選択肢ができた、つまり土俵を変えて自分でも力を発揮できる環境に移ることができたのは、とてもいい選択ですね。

もしかすると、父親である訓史さんのアドバイスもあったのかもしれません♪

父と同じ三段跳びを始める

そして、高校の時に父親と同じ競技の三段跳びを始めたのですが、これは中学の時からやろうと決めていたそうです。

なんと、高校から始めたにもかかわらず、1年の時にインターハイ福島県大会で優勝を果たしました。

2年の時には自己ベストを14m25から15m09まで伸ばし、全国大会入賞も経験しました。

3年ではさらにその記録を大きく塗り替え、15m50で国民体育大会を優勝しました。

そしてなんと、この記録は父・訓史さんの高校生時の記録を1cm上回ってるんです!

史上2組目の親子オリンピアン

大学は父と同じ筑波大学に進学しました。1年から関東インカレの三段跳びにて3位入賞を勝ち取りましたが、その後は腰の痛みに悩まされ、思うように記録を伸ばすことはできませんでした。

しかし、3年では自己ベストを16m06まで引き上げ、日本インカレの三段跳びで2位に入ることができました。

その後の2016年5月の関東インカレでは、最終跳躍の6回目で日本歴代7位の16m85を記録しました。

この16m85というのは、リオオリンピックの参加標準記録でもあり、この記録で優勝ができたことはとても大きな意味のあることでした。

同じ歳の6月、リオオリンピック日本代表の座を賭けた初の日本選手権に挑みましたが、なんと3回ともにファウルの判定を受け、大会では結果を残せませんでした。

翌月の南部記念では、リオオリンピック出場の最後のアピールの場となりました。

悪天候の影響もあり、16m18という記録に終わりましたが、日本選手権チャンピオンを抑えて優勝を果たしました。

その結果、日本陸上競技連盟強化委員会の推薦でリオオリンピック日本代表に内定が決まり、日本では室伏選手に次ぐ2組目の親子オリンピアンとなりました。

現在は、ANAに就職しながら、競技を続けております。

今後、父親の記録を塗り替える日が来るのを楽しみにしています^^

次男・山下潤さん

次男の山下潤さんは、三段跳びではなく200mが専門種目としており、

東京オリンピックの200mで内定を獲得しています。

学生時代に関しましては、山下潤選手の経歴についての記事で詳しく説明していますので、ぜひ併せてご覧ください!

残念ながら、航平さんは東京オリンピックの出場は逃してしまいましたが、次のオリンピックでは、兄弟での出場が見てみたいですね!

長女・山下桐子さん

桐子さんは現在筑波大学4年生で、父・兄と同じく三段跳びの選手です。

本当に陸上一家ですね!しかも父から子供3人まで全員が筑波大学!すごい!!

調べている限りでは、自己ベストは12m79のようですね。

しかし、東京オリンピックの代表選考会を兼ねた日本選手権では、12m06で13位という結果に終わりました。

1本目の跳躍で大会前に負傷していた右かかとの痛みが出たとのことで、2本目と3本目もやはり痛みが気になったせいか、実力を発揮できずに終わってしまったようです。

3兄弟でオリンピック出場できれば、とんでもない快挙になると思いますので、気持ちを切り替えて頑張って欲しいと思います^^

山下訓史さんの教育方針とは?

さて、こんなにすごい3人をどのように育ててきたのか、とても気になりますね!

3人とも好成績を収めているのですから、やはりスパルタなトレーニングや指導を行なってきたのでしょうか?

意外なことに、訓史さんはオリンピック選手だったことも、三段跳びの日本記録を持っていることも、自分からは話したことがないそうです。

これは、いずれは周りの人たちから言われる時が来るので、その時に子供たちがどう考えるか、と思っているとのこと。訓史さんから子供たちに陸上をやらせたわけでもないらしいです。

だから、みんなそれぞれが目標を持って自分の道を進んでいるからこそ、みんな好成績を出せているのではないかと思います!

しかも、自発的に父と同じ三段跳びを選んでいるということは、やはり父の姿を目標にしているということなんでしょうね♪

これぞ、背中で語る父親!って感じでかっこ良すぎますね!!

まとめ

いかがでしたか?

山下訓史さんの選手としての凄さと、父親としてのかっこよさが少しでも伝われば嬉しいです。

今後さらに、山下兄弟には注目ですね!

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